プラモデルを全くされない方にはあまり馴染みがない話になるのですが、プラモデルには大きく分けて三つの工程がある、と私は考えています。……といっても、そんなに大げさな話じゃなく、結構一般的な区分だとも思っているのですが、その三つとは、造形・下処理・塗装のことです。

造形とは文字通り、形を造ることですね。ニッパーで部品を切り離し、接着剤とかくっつけたりして、カチャカチャ組み合わせる感じの作業です。プラモデルを作る、と訊いて思い浮かべるのはまずこの作業ではないか、と思います。

次に下処理。ここから、というかここはかなりマニアックな、あまり言葉からは連想が難しい作業だと思います。まぁ、スポンジやすりや棒やすりでプラモの表面を削ったりならしたり、サーフェイサー、まぁ、塗装の下地を付けたり、それで出来上がりに不備がないかを確認したりする、正直、超地味な作業です。

最後に塗装。エアブラシや缶スプレーなどで作品に色を付けたり、あるいは……う~ん、塗装とは厳密に違いますが、シールやデカールを貼り付けたり、仕上げにつや消しスプレーや光沢スプレーを付けてあげる作業とかも、まぁ、最後にまとめてするような作業に思えますから、乱暴ですが塗装の範囲に含めてしまってもいいのかな、と個人的には思考します。ちなみにデカールはプラモ用の薄いシールみたいなもので、各種スプレーは、なんだろ、仕上げ剤みたいなものです。口に出して説明したことがないので、なんと言って良いのか自分でもよく分かりません。

あぁ、もちろん、ここに書いてある全てが全て、私個人の意見なので、特別それを主張するつもりはありません。あくまで勝手に区分しているだけです。人に押しつけるつもりも、人から訂正を求められても特に修正するつもりもありませんのであしからず。

まぁ、そんなことはどうでもいいのですが、プラモデルを趣味とされている方は個々人それぞれに得意な分野があるようです。造形だけしていたい人とか、綺麗な塗装に快感を覚える方とか、色々いらっしゃるようですね。そういう方々の作品はかなり凝っていて、その人なりのテクニックやこだわりなんかがあったりして、見るだけでも感心したり、感動を覚えたりするのです。例えば造形だけに何ヶ月もかける人とかざらにいらっしゃるようです。そういう話を聞いたり、実際の作品を見たりするとスゲぇなぁ、とただただ圧倒されます。塗装もまた然り、です。

自分も得意、というか好きな分野はありまして、それは造形と塗装なのです。どんな形に仕上げるか、と考えるだけで楽しいですし、実際に造っているのはもっと楽しい。塗装も上手くいったら非常に気持ちいいです。……まぁ、所詮、素人細工なので出来映えはアレなんですけど。

ただ下処理。下処理だけは非常に苦痛です。やすりをかけて表面を整えたり、合わせ目消しという技術とかを駆使する必要があったりすると、ただひたすらに面倒になります。そもそも雑な性分なので、細かい作業とかあまり好きじゃない。ソレをする暇があるのなら、次の作品に時間を割きたい、というのが本音です。

とはいえ、これをするとしないとでは作品の出来が別物、といってもいいくらいに変わります。だから、最低限、したほうがいいのはわかりますし、実際しています。嫌だ嫌だとため息尽きつつ、やすりをコスコスとかけ続けるのです。孤独な作業で、肩もこります。自分、なにしてんだろ、とちょっと厭世観に見舞われることもしょっちゅう。さすがにそれは一般的とは言いがたいですが、それくらい避けたい作業なのです。現実逃避するほどに。

それでも、下処理を綺麗にこなすことに楽しさを覚える方もいらっしゃるようで、それだけをしていたい、なんて意見を聞いたことがあります。

だから何? な文章が続きましたが結局言いたいのは、世界は広く価値観は多様で、色んな人がいるんだなぁ、と実感した。というだけの話でございます。それでも一言言いたいのは、下処理って面倒くさい……! やりたくない……!! 本気で! でしたとさ。ちゃんちゃん。……次のコンテストまで間に合うのかしら、この調子で(‘・c_・` 😉