子どもの頃、初めて買ったガンプラはSDでした。購入に至る経緯は忘れましたし、動機も覚えてませんが、武者ガンダム(SDのシリーズ。機体が日本の戦国時代風にアレンジされている)の何かだったのは覚えてます。

購入したのは当時住んでいた家の近くにあった、本を主体に取り扱っている総合雑貨屋のようなよく分からない店だったと思います。そこに小銭を握って入店した、その光景はどうしてか未だに覚えてます。それからその店はほどなく潰れましたし、もう店名も覚えてないのに。

それから子供の時、ガンプラと言えばその武者ガンダムシリーズのことでした。それ以外のリアル系のものも知ってはいたのでしょうが、大人用とでも思っていた、あるいは高価だと思い込んでいたのかもしれません。武者の奴、凄く安かったですし。ただ、値段だけでなく、とても格好良く感じたので買っていたのは確かです。

だから、と言うわけでもないのでしょうが、駄文をある程度満足するまで試し終わり、それからガンプラに復帰しようかなんて思ったとき「第一弾はSDにしよう」と自然に決まりました。

それから数ヶ月ぶりに作ったのがこの作品です。コンテストでもなく、投稿目的でもないシンプルな製作欲求に従った結果、こんなヘンテコなものが……、って、もうちょっとマトモなの作れや、と自分でも思います。

コンセプトは宇宙空間での超長距離自動狙撃機体、という外見同様の変態っぽいものです。

地上だと重力、空気抵抗、温度、湿度、風向き等々とても高度な計算と経験が必要な狙撃行為ですが、宇宙空間でのソレは地上のものよりも格段に計算が簡易でしょうし、しかもビーム、つまりは光速なので職人的な経験は不要だろう、ということでAI制御の無人攻撃機をイメージしました。実際は太陽風とか影響しそうですが、それは人間でも計算不可能な領域な気もしますし……どうなんでしょうね。

仕様キットはHG&SDのZガンダム、他ジャンクです。デザインイメージに『Horizon Zero Dawn』というビデオゲームの機械生命体(?)を取り入れてみたのでこの頭部です。ちょっとフェイスハガーっぽくもありますね。意識してませんでしたけど。

名前の由来は長い髪を振り回す事で有名な童話のラプンツェルです。兵器に童話の名前って、ちょっと洒落てる気がしますね。なんとなく。