警告:『この文章には駄文『ラブ&ピース』のネタバレしか載ってませんし、キモい長文です。ハッキリ言って読後感は最悪です。読まれない方が良いと老婆心にご忠告いたします。読まれる以上お覚悟を。覚悟を決められたら時間を無駄にしたと怒らないでください。そのための警告です。どうか怒らないでください』

―――――以下ネタバレ&キモ長文――――

この作品、今現在の時点では、まさに投稿中だか完結しただかの作品なのですが、かなり長い上に相当前に着想を得てプロットを組み立てた物なので、正直覚えていることがあまりないのですが、それでも思いついたことをダラダラ書いてみようかと思います。

そうですね、まずは名前について書いてみます。

まず人物の名前はハッキリ言って適当につけました。
キノンなんかまさにそうで、名前をつけなきゃという時点でようやく部屋の中にヒントを探そうと視線を巡らせた記憶があります。まぁ、結局ヒントになる物も無く仕方が無いので脳直ででっち上げたのが『キノン』です。一話を書き終わった後、『グレンラガン』ってアニメに同名の女子がいたことを思いだしてアチャーでした。もう一度考えるのめんどかったのでそのまま。

適当と言いましたが、名前を考える際に一応縛りはつけていまして、それは自分たち、つまり現代人には耳馴染みのない響きの名前にしよう、という縛りです。
変な名前が適当だと思った訳ですね。

そもそもが現代社会から更に未来、その上その文明が滅んでから五千年も経過した別の文明が舞台なわけで、人の名前なんていう文明の違いが如実に解るものが現代風だとどうにもしっくりこない、などという小理屈をこねた訳です。
上手くいったかどうかは知りませんが、少なくとも全ての登場人物はこの法則に従ってつけたのを覚えてます。

とはいえ、例外もありまして、例えばアトレはどこかの言葉で『精神的な魅力』という意味でして、まだ執筆していなかった時、本か何かでそれを見かけて使ってみた訳です。
理由は王族だから、現代との歴史的な何か繋がりを持たせたかった、アトレという言葉自体が不思議な語感でルールとそれほど抵触しているようには感じない、あとこの時は姫君がこれほど個性的な人格になるなんて自分でも予測してなかったため、どうせなら人気が出そうなあざといキャラに仕立てようと目論んでいた、その企みを匂わせる名前にしたかった、といった所でしょうか。まぁ、失敗だった訳ですが。
どうでもいいんですけど、執筆時にこの子の名前ずっと勘違いしててアレナ姫呼ばわりしてました。本文全てアレナ姫表記。ある意味正しいですけど、アレな姫様なんて扱いは流石に酷すぎる。

ゲイトはもっと単純で、彼の役割が村娘と古代兵器を新しい世界、山向こうの聖王国への案内人というものだったので『ゲート』つまりは門という意味の英語を弄ったという、ふーん、で? みたいな理由ですね。

最たる例外はボロス、アルテミスでしょうか。
ボロスのルーツは『ディアボロス』というラテン語で悪魔という意味の言葉から来ています。まぁ、それは今ググって調べてそうだったのか、と思っている訳でして、実際は『FFとかの召喚獣でそんな禍々しいヤツいたよね、んじゃそれ』みたいな名付け方でした。

……これこそ適当なようですが、一応理由がありまして、プロットの段階で古代兵器は姿形が悪魔そのもので、悪魔なのに心は優しいんだよ、的なベタな設定だったのです。その名残として名前はなんだか善良さは感じないゴツいヤツにしようと考えたのだと思います、たぶん。とはいえ、メイド様を悪魔呼ばわりするのも気が引けたからちょっと加工したんでしょうね。

アルテミスは『豊穣の女神』というどこかの神様の名前です。マッドな博士が貧しい世界に実りを与えたいからきっとそんなロマンチックな名前にしたのだろうとか妄想して、神様図鑑的な物を探しまくってアルテミスにしました。

あ、ジッキンゲンはジブリ的な猫男爵様から拝借しました。好きなので。ジバコはそれも本か何かで見て採用したような……。ノクターンは本当に適当。語感が好きだからでしょうね。
例外多いな、ていうか主要人物ほぼ例外じゃん、なんて意見は聞こえない。

そもそもどうして未来の地球を舞台にしたのか、という疑問が自分でも出てきましたが、完全に忘れてしまってますね。
考えるに、巷で大流行している異世界物と一線を画した舞台にしたかった、魔法は出したくないけど超常的な力は展開上不可欠だったからSFに依存した=近未来的な技術が登場してもおかしくない舞台、ということは文明が一旦滅んで再び復興した原始的な文化を舞台にすれば無問題、って所から連想したんだと思います。当時の私が違うと言うかもしれませんが、知りません。覚えてないんだから仕方ない。

あぁ、そうそう、村娘の外見的な特徴をほぼ描写していないのはわざとです。読んでいる方の想像の幅を狭めたくなかった、異文化的な衣装の事細かな説明をいちいちしても伝わらない上に鬱陶しい、単純にあまり外見を思いつかなかった、ってな理由でしたっけかね。メイドにはダサいだのどうしようもないだの散々な扱いでしたが、実際はどうだったのかなぁ、とか思います。そのメイドちゃんだって現代文明から遠い未来の子なので美的なセンスはきっと現代人とは違うかも知れません。

それと村娘のことで気をつけたことがありまして、それは絶対に特殊な力に目覚めさせない、特別な何かを彼女自身に与えない、という事です。
言うまでもなく内面的な話ではなく、あくまで外的な要素、それこそ『隠された力が覚醒して』とか『条件的にボロスの事を扱えるのは世界で彼女一人』とか『実は王家の血を引いていて』とかいうのはするつもりもなかったですし、したくありませんでした。

あくまでただ一人の人間が異文化からの侵入者とどう触れ合うか、周囲がそれに振り回される中でどう振る舞うか、普通の何の力もない村娘が、何でも出来る古代兵器とどう向き合って、どんな事を話したり触れ合ったりするかを書きたかった……のかなぁ。知りませんけどそんな感じ。

古いゲームでヴァンパイアハンターっていう吸血鬼やら狼男やらが戦う格闘ゲームがあったんですけど、そこでフォボスって言う名前の古代兵器が中ボスとして出てくるんですよ。んで、後のシリーズでよく分からない現地の男の子といちゃいちゃし出すのですが、それが案外と心に響いていたのかなぁ、とふと思いました。フォボスは古代兵器で、基本は遮光器土偶みたいな外見なのですが、超ハイテクでそれこそ目的に応じて形状を自在に変化させることで攻撃しているのです。おや、何処かで聞いたような? ……うん、こりゃモチーフとしては露骨すぎるわ。お流しください。

ついでに村娘の内面が特殊になってしまったのは特に計算していません。親父も母親も過去話もアドリブです。酷い話だ。

ちょっと書くことがなくなったので、ここで裏話でも。

実はこの作品、村から二人が出発した時点で当初のプロット的には終わっているのです。
っていうか世界征服なんて言葉、プロットには一言も出てきてません。今確認したから間違いないです。
そもそもアルテミスはさっきも言ったように悪魔的な外見の機械でしたが、万能などではなく、土壌回復用の農業機械でした。村とかの汚染された土地を回復するためには農業的な能力が必要だったわけで、豊穣の名前はここからも来ている訳ですか。ふーん。

話の流れで、『軍に暴力機能をつけられてて大暴れ、追放じゃ~!』って所までは同じなのですが、村娘以外に兵器に優しくしてもらった村民数人も一緒に僻地に行って、そこはいつしか大農園になってましたとさ、おしまい。という昔話かよ、みたいな終わり方だったようです。ん? あれ、今のもそれが地面から海になっただけのような……いいや、うん。

今思い出しましたが、書き始めた時にはプロットの先をもうちょっとだけ続けても良いかと思ってて、村娘以外の村民――誰かは忘れましたが――を旅についていかせるかを検討していた記憶があります。
ただラストに蛮族達に槍向けて囲まれて、おいどうすんだ、みたいなオチをつけるためには複数人だと締まりが悪かったから人数を絞ったのだと思います。婚約者が生き残って蛮族青年やらと恋のさや当てをする展開を妄想したこともあったような……。とはいえ結果的にスリムになって構成的にはオーライでした。

ってかさ、どうして世界征服だのメイドだのになっちまったんだよタコ、と訊かれますとこう答えるしかないです。

「だってコイツら勝手にこんな事言い出すんだもんなぁ……」と。

まず、キノン。
本当はもっと普通の女子にするつもりだったのに、山歩かせてるだけでいきなりあんな子になっちゃって……。舌打ちするわ、口調汚いわ、態度も悪いわ、自分の事可憐な乙女とかぬかすわ……。さらに話が進むにつれ、もうコレ完全にチンピラだろ、みたいな口調がデフォルトになってしまってますね。これ本当に計算で書いた訳じゃないんです。勝手にこんな娘に育っちゃったんです、ぼくはわるくない!

んで、ボロス。
彼女は……うん、ただ自分が「古代兵器が”きゃる~ん★”とか言ったら面白いよな」という馬鹿みたいな思いつきを馬鹿みたいに実行したら案外悪くなくてこんな子に……。ぼくがわるいのか? 違うよね。うん違う。

世界征服は、何だろう……。
愛と平和の世界征服って言葉を使いたかっただけなのかな……。もうサッパリ白紙の記憶だけしか脳に無いです。ポンコツか。

貧乏性な自分は折角話が広がりそうだから、と物語を無理矢理長くすることにしました。
だから一度完結した感じになってるんです……かね。どうだったかな。

そもそも本筋である全四十五話は、一応、1章4話区切り、全12章で完結にしたかったのです。
したかったのですが、一章抜けてたのを修正しながら気付きました。
その時点で本文は書き終わってましたし、付け足そうとすると修正の山が、さらなる大山へ……。
全11章は規定事項でしたよ? 何言ってんですか。
さておき、説明がどうしても多くなる一章は例外的に長くなりましたが、それ以外は章のテーマくらいしか決めてません。
試みにメモ書きの一部を写してみますか……。
えっと、4ー姫の登場、5ー舞台を聖王国へ、6ー村娘の親の話(登場?)、7ー村娘の恋……。

こ  れ  は  ひ  ど  い

執筆する時もヒィヒィ言いながら必死で一章の中にどうにか4話を詰め込もうと頭をひねった記憶があるようなないような……。人間はツラいことは忘れる生き物ですし、忘れたという事はきっとツラかったんでしょう。また忘れよう。

これ以外の細かい要素はいちいち記載する必要が無いので割愛しましょうか。
何度も言いますがほとんど覚えてませんし、じゃなくても大半の質問にはこう答えるしかないんですよね。
「必要に応じてでっち上げました」って。

選ばれるとか帝国とか海の色とか、ほぼアドリブです。選ばれるのは、たしか、海の色から連想したような気もします。いちいち前後に“”をつけるのクソめんどくさかったですし、原因らしい海の色のことも、「海の色が赤かったら面白いし、異世界感あるよな」くらいの理由だったような……。地球の未来がどうなるかなんて知りません。単純なこじつけなので深い理由を求められてもね……。好きに想像して行動すれば良いと思います。この星の未来はキミにまかせた!
皇帝君もあんな子じゃなくて、もっと小憎らしいテンプレートなジャリだったはずです。書いてみたら意外と面白い子だったことをようやく知りました。よかったね。

うん、こんなものでしょうか。
ここまで読んでくださりありがとう御座いました。読んでくださった方が一人くらいいると信じてます。いないか。

いいけどくどくて長い文章だなぁ……。
中身すっかすかだしさ、いいけど。